「小説」から成功の為のヒントを学ぶ / 犬飼ターボさんの本
こんにちは。Masablogです。
この記事では、僕の人生における考え方に大きな影響を及ぼした著者、犬飼ターボさんの本について紹介をします。これまで、犬飼さんの本は、合計5冊読んだ事がありますが、その中でも特に好きな2冊に関して以下に紹介します。
1.Chance:
この本は10年以上前、高校生の頃に母からの勧めで初めて読んで以来、何か壁にぶつかる度に読んできました。おそらく4,5回程度は読んでいます。
本書は、ビジネスも人生もあまり上手くいっていないと感じていた主人公の泉卓也くんが人生のメンター弓池さんと出会い様々な学びを得ながら成長していくサクセスストーリーです。泉卓也くんが弓池さんから様々な課題や教えをもらっていく中で、読者は泉卓也くんと一緒になった感覚で、成功者に必要な考え方を学ぶ事が出来ます。
本書において、個人的な大きかった学びは以下の3つです。
学び①:消費よりも先に投資に回す:
お金なり時間なりが手に入ると直ぐに娯楽や遊びへ消費したくなりますが、そこはぐっと我慢して先に投資に回す事で後により大きな成功を手にする事が出来るという教えです。本書の中では、店舗経営という形で登場してくるものですが、株式や不動産などの資産運用でも全く同じ事が言えると思います。
学び②:価値を生み出す方法は「労働」だけではない:
「価値を生み出す/働く」とはどういう事なのかを考えるきっかけをくれました。昔、知人より「はたらく」の意味が「はた(他) +らく(楽)にする事」、つまり他人を楽にする事→喜ばせる事→幸せにする事だと教えられた事がありました。
本書の弓池さんの活動を知り、上記の「はたらく」を達成する為には、決して「労働」だけが手段ではない事を学びました。①不動産を保有して住み手に価値を提供する事も、②企業や個人への投資や協力を行い、その企業や個人の事業活動を通じ価値提供する事も出来ます。
③チャンスは準備している人だけにやってくる:
果実/チャンス(成功の機会)とは、人生を農業に例えれば、
i) 素晴らしい果実が出来る''種''(=才能)を持っているし、
ii) 成長に必要な日光や雨(=機会)が与えられている事が多いので、
iii) 日々畑(=考え方、能力、人格)を耕(=研鑽)して初めて
その果実/チャンス(成功の機会)を手にする事が出来るいうものです。本書を通じ、i)とii) は実は全ての人が持っていて、この事を知っている事とiii)の日々の研鑽が重要だと感じました。
本を読む前は、成功の為には元々の「才能」,「家柄」,「運」が重要だど思っていたのですが、実は、成功の為に必要な手段/条件は、実は何気ない日々のあらゆる所に眠っていて成功に結びつけられるかどうかは、普段の考え方、日々の研鑽の方がより重要だと学びました。
2.SIGNAL-愛とは欲求が満たされた喜びの記憶
2018年に発売された本ですが、犬飼さんの本の中でもこれまでとは違ったタイプの本だと感じました。これまでの本はビジネスや人生において、成功/幸せの為に必要な考え方、マインドを学ぶ本が多かった印象ですが、この「SIGNAL」は、「愛とは何か?」という漠然としたテーマをストーリーを通じて学ぶ事が出来るものです。
本書に登場するキャラクター達にとっては、様々な愛の定義/形(行動に移す必要がある/ない, 自己犠牲...etc)があります。愛には色々な形があるのですが、最終的に、本書のサブタイトルの通り、愛とは「欲求が満たされた喜びの記憶」というシンプルな言葉に落ち着きます。本書を通じ、この言葉の意味が深々と理解する事が出来、身近な存在である家族への接し方を考えるきっかけをくれました。
個人的には、Mr.Childrenの曲の歌詞「愛は気づけばそこにあるもの〜♪」、Ed Sheeranの曲の歌詞「Maybe we found love right where we are〜♪」とも共通する部分があり、「愛」に関しても、自身の考え方・捉え方が非常に重要だと感じました。
他にも、上述チャンスの続編にあたるドリーム―成功者が教える魂の富の作りかたはじめ、TREASUREトレジャー、星の商人 -「成功の秘法」を手に入れるためのレッスン-などの本もあります。
上の紹介した1冊or2冊から読みはじめて、面白ければ他の本も読んで元気になってもらえればと思います。物語を楽しみながら、色々な考え方を学び、前向きな気持ちになれる本が多いです。
----著者の犬飼ターボさんについて----------
著者は八ヶ岳でゆっくりとした生活をしながら暮らしていますが、成功と幸せを実現する為の講演などを行うと共に成功小説の執筆活動などをされています。
犬飼ターボのプロフィール/犬飼ターボのハピサク道/犬飼ターボ公式HP
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↑↑僕もいつか犬飼さんの様な生活をしてみたいです。以上、Masablogでした。